『サマーソニック04』レポート

また、夏が来る

 サマソニ04東京二日目

前夜は興奮で寝つきがわるかったのに、朝はキッカリ目が覚める。そんな、子供みたいなスタート。同行する友人との待ち合わせ場所に時間通りに着くが、姿が見えない。メールを送ると「今、起きた」との返信が。普通ならキレるところだが、フェス前のピースフルな感情に包まれていたので大人しく待つことに。30分後、気を取り直して出発。オープニングアクトには間に合うが、付近のコインロッカーが既に一杯になっていて荷物をしまえない。が、私は手ぶらだし、連れは自業自得なのでそのまま観ることにする。

音どころか名前すら初めて聞いたIMA ROBOT(アイム・ア・ロボット)。う~ん、音がわるい。とくにボーカルが耳にキンキンする音になっていて、今一つ集中できませんでした。私はこの日、ロックモードではなく、ダンスモードだったので、途中のダンサンブルな曲はグッと来て踊る。

IMA ROBOTが終わると、次のKASABIAN(カサビアン)目当ての客がどっと流れ込んできた。インディダンス/マッドチェスターが好きな私には、ど真ん中ストライクな彼ら。アルバム発売前にもかかわらず、メディアが煽りに煽っていたのでハイプ扱いしている人も多かったのですが、そんな人たちを黙らせる素晴らしいライブ!音も良いし、演奏も上手いし、オマケにルックスも良い!もう踊りまくりです。最後に演った『Club Foot』で急にモッシュが始まり「え~っ、踊らないの?」とノリの違いに困惑。後方に退避して、例の「アアア アーアアー♪」を大合唱しながら踊る。大満足です。

連れが荷物をしまいたいと言うので、空きロッカーを探しに千葉マリンスタジアムへ行く。この日はピーカンで道中が気持ち良い。無事、荷物をしまい、JURASSIC 5(ジュラシックファイブ)をチラ見する。オールドスクールなヒップホップのわりには不思議とロックリスナーフレンドリーになっていて、盛り上がっている。あまりヒップホップを聴かない連れも「カッコいい!」を連発。格好が良ければジャンルを超える、ってことでしょうか。幕張メッセに戻って昼食。連れにメキシカンライスをおごってもらい、遅刻の件は帳消しに。

さぁ、本命のTHE FAINT(ザ・フェイント)だ!!セットチェンジに時間がかかり、押しているのに観客が一向に増えない。かなり前に陣取っていたのだが、周りはスカスカ。なんで!?なんて疑問も初っ端『Glass Danse』が始まった瞬間にどうでもよくなる。ダンス!ダンス!ダンス!踊りながら自然と笑みがこぼれる。いや、笑みと言うよりは爆笑?周りも踊りまくってる。頭の中が真っ白くなっていく。嗚呼・・・。

いやー、THE FAINTサイコー!と、テンションが上がったままBOOM BOOM SATELLITES(ブンブンサテライツ)へ突入。しばらくクラブから足が遠のいていたのでクラブノリが嬉しく、これまた踊りまくる。この日一番の酩酊感。連れが若干退屈そうにしているが放っておく。目を閉じるとダンスビートと肉体が溶け合うようで気持ちがいい。濃密な時間を過ごせました。

少し疲れてきたので、休憩をすることに。ところが、次のJUNIOR SENIOR(ジュニア・シニア)目当ての客が大挙として押し寄せてきて、SONIC STAGEから出るのに10分以上かかる。たった20メートル位なのに!!どっと疲れて、しばらくまったりする。は~。

さて、気を取り直してTHE HIVES(ハイヴス)だ!おそろいのスーツでキメているのに、結構すぐに脱いじゃうあたりはご愛嬌。ボーカルのハウリン"ペレ"アームクヴィストの痙攣ダンスに見入る。アルバム『Tyrannosaurus Hives』収録曲よりも、『Your New Favourite Band』からの曲が盛り上がってたかな?私はダンスな気分が抜けないまま観ていたので、縦ノリに上手くハマれないまま終了。残念。

そのままMOUNTAIN STSGEに残り、THE MUSIC(ザ・ミュージック)を観る。踊る気満々で挑むも、1曲目が始まった瞬間に「あれっ?」っとなる。バスドラとベースがほとんど聴こえない!なんで??これじゃ、踊れないよ!がっかりして早々と退散。ギターとボーカルはちゃんと聴こえていたので、ロックノリで観ていた人は楽しめたようですね。

と、いうわけで急遽SKETCH SHOW(スケッチショウ)を拝見することに。ステージに着くなり呆然。ガラガラ!一人二人三人・・・って数えられそう!ロックフェスにSKETCH SHOWは無理があったか。他にエレクトロニカいないしね。サウンドは音の彫刻といった風情で、その一つひとつを手でなぞれそう。さすがです。しかし、このままチルアウトするのはなんか勿体ないね、と千葉マリンスタジアムへ向かう。

BEASTIE BOYS(ビースティ・ボーイズ)に到着するとDJのソロタイム。Mix Master Mike(ミックス・マスター・マイク)がこする、こする!ターンテーブリストのスキルは具体的には分りませんが、「なんか凄い!」感は伝わってきました。スタンド席でのんびりと観て終了。花火が上がる。「花火を観ないと終わった気がしない」とは連れの談。

総評は「楽しかった!」の一言に尽きる。初めて行ったサマソニは、ホント楽しかったです。

評点(10点満点)

【9点】JUNIOR SENIORを見逃したのがイタイ。

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