『ティム・バートンのコープスブライド』レビュー

骨まで愛して

ティム・バートンが監督で、しかもストップモーション・アニメ!『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』好きとしては、観ないわけにはいかない!と劇場に足を運びました。

うん、なかなか楽しめました。

興味深かったのは、自ら監督を手掛けた本作より、原案とキャラクター設定だけを手掛けた『ナイトメアー~』の方が、ティム・バートン色が強く出ている感じがしたこと。『~コープスブライド』は古典的ともいえる物語に仕上がっています。そのあたり、バートンファンには物足りないかも。

思わずニヤリ!としたのが、ヒロインのコープスブライドがヘレナ・ボナム=カーターにそっくりなこと。さらにいえば『ナイトメアー~』のサリーにも似ていますよね。本作のキャラクターデザインをしたのは10年前らしいから、ヘレナに似せて書いたわけではないでしょう。だとするとバートンはヘレナに会ったとき、「理想の女性があらわれた!」と電撃が走ったことでしょう。(念のため書いておくと、二人は結婚しています)

それにしてもストップモーション・アニメの技術は向上しましたねー。何もかもが滑らかで、パペットを動かしているとは、にわかに信じられません。しかしここまでいくとCGアニメと変わらないような…。もう少しぎこちなくてもいいのでは?と贅沢な感想をいだきました。

なんにせよ、普遍的な童話のような本作は、長く愛される作品になりそうですね。

評点(10点満点)

【6点】『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』には及ばず。

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