映画レビュー #02

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『REC2/レック2』‐最上階にいるアレ

 

主観撮影を使うことによってゾンビ映画に新風を吹き込んだ『REC/レック』は、「目新しい映画を観た」という興奮がある傑作だった。その『REC/レック』のラストシーンから『REC2/レック2』はスタートする。そう、今作は前作の直後から始まるのだ!しかも....

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『ターミネーター4』‐懐かしい未来

 

1984年にジェームズ・キャメロンが世に送り出した『ターミネーター』は、SF映画としては低予算で制作された作品ながらもヒットを飛ばし、今もなお多くの映画ファンから愛され続けている。『ターミネーター』シリーズが描く物語のいしずえは、機械が人間へ反旗を....

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『スター・トレック』‐新たな宇宙

 

『エイリアス』や『LOST』などの人気テレビドラマを手掛けたクリエーターとして名を馳せたJ・J・エイブラムスは、映画監督デビュー作の『M:i:III』でもその手腕を発揮し、極めて高いクオリティに仕上げてみせた。そんなエイブラムスがSFドラマの金字塔である....

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『ラースと、その彼女』‐いつ、大人になった?

 

男女がソファーに並んで座っている、一見平凡なスナップショット。しかし、よく見ると彼女は等身大のリアルドールだ。口ひげを生やした男はこちらに優しく微笑みかけている。窓の外の雪景色とは対象的に部屋の中は暖かそうだ。映画館でふと手にしたフライヤーに....

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『SAW5/ソウ5』‐ジグソウの匣

 

一時期は5部作になると噂されていた『SAW/ソウ』シリーズも遂に5作目。しかしながら、既に『SAW6/ソウ6』の公開が決定しているどころか、次回作でも完結しないらしい。いよいよ終わりなき旅への第一歩を踏み出してしまったのか。それとも有終の美へと続く道なのか....

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『落下の王国』‐イノセンス

 

歳を重ね現実と直面した大人は、少なからずあきらめの影を背負うことになる。半分想像の世界に住んでいる子供とは違って、無限の可能性を信じる事が難しくなるからだ。子供は想像力を武器に希望を勝ち取る。子供のそんな純粋さを通して、『落下の王国』は、現在の不幸を....

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バットマン『ダークナイト』‐陰陽魚

 

秩序を保つためにはルールを守らなくてはならない。それはつまり抑圧を甘んじて受け入れることでもある。ルールを破り秩序を乱す「悪」は平和を望む者にとって憎むべきものだが、ほしいままに生きる悪人の中に自由を見出すこともあるだろう。それ故か、実際に危害が及ぶ....

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『REC/レック』‐振り返るのが怖い、振り返らないのも怖い

 

「事件に巻き込まれた被害者がその事態を映したビデオ」。映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(以後『BWP』)は、その反則的とも言える斬新な設定・手法が話題を呼び、全米で大ヒットした。ところが、玉子を割って立てたコロンブスを非難した人がいたように....

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『シューテム・アップ』‐ニンジンマン

 

『シューテム・アップ』は、撃って撃って撃ちまくるド派手なガンアクション映画だ。笑いの要素をこれでもかと詰め込んだ本作は、ありがちなガンアクションとは一風変わった新鮮味があるので、「この類いにはもう食傷した」なんて言う映画ファンでも楽しめるであろう....

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『クローバーフィールド/HAKAISHA』‐途轍もない「何か」

 

『クローバーフィールド/HAKAISHA』は、全編が手持ちのビデオカメラで撮影されたモキュメンタリー(擬似ドキュメンタリー)映画だ。映画ファンならば御馴染みの『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(以後『BWP』)が用いたあの手法である。『BWP』の「素人が....

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『バンテージ・ポイント』‐銃弾の真実

 

“事実”が必ずしも“真実”だとは限らない。物事には多面性があり、一つの視点からだけでは全貌をつかむことは難しい。マスメディアが日夜報道している事実は、真実の氷山の一角にすぎないかもしれないのだ。───スペインのマヨール広場で演説中のアシュトン米大統領が....

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『ダージリン急行/ホテル・シュヴァリエ』‐迷子の列車

 

映画そのものがキャラクターを持ち、そして雄弁に語りかけてくる。優れた表現者たちが創り出す映画とは、得てしてそういうものだ。『ダージリン急行』もまた、劇中の一瞬一瞬からこの映画に宿った“人となり”が心象として伝わってくるような、生気あふれる映画で....

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『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』‐ウイ.ノン.グラシアス!

 

四角四面に生きることを求められる窮屈なこの世の中で、自由奔放に生きる人は疎まれると同時に羨望の的にもなる。この映画の主人公ミスター・ビーンは正に自由奔放。ときには度を越して傍若無人ですらあるが、その振る舞いは、社会の規範に囚われない子供時代のいたずら心を....

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『ジャンパー』‐自由への跳躍

 

日々進歩を遂げる CG 技術は、映画に於ける映像表現の可能性を大きく押し広げた。今まで目にしたことのない想像の産物がスクリーンに次々と具現化される様は刺激的だ。『ジャンパー』もまたそういった映像が体験できる意欲作である。───空間を瞬間的に移動できる....

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『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』‐原料偽装ミートパイ

 

ティム・バートンとジョニー・デップの二人は、ハリウッドの異端児でありながら近作で大きな興行的成功を収めメインストリームに躍り出た。華麗な「共犯関係」として多くの映画ファンが信頼を寄せているバートン&デップ印のフィルモグラフィーの6作目が....

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『ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記』‐暗号の数珠繋ぎ

 

テンプル騎士団の秘宝を求めてアメリカ国内を駆けずり回る冒険を描きスマッシュ・ヒットとなった映画『ナショナル・トレジャー』の続編が登場した。───リンカーン暗殺者の日記から切り取られて行方不明になっていたページが発見された。そのページには、暗殺の首謀者が....

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『SAW4/ソウ4』‐パズルのピースはまだ埋まらない

 

次作へと続く伏線が張り巡らされていた前作から早一年、待望の『SAW4/ソウ4』が公開された。果たして残された謎の結末や如何に。───数多くの仲間をジグソウに殺されたSWATのリッグ隊長は、事件の究明に固執するあまり正しい判断を失いかけていた。帰宅したリッグは....

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『タロットカード殺人事件』‐数奇な一枚

 

老いてなお盛んなウディ・アレンが監督した前作の『マッチポイント』は実に素晴らしい出来で、御大の健在ぶりを世に示した。本作『タロットカード殺人事件』も又もや快作に仕上がっており、才気が衰えることのないウディ・アレンには、只ただ感服させられ....

『タロットカード殺人事件』レビューの続きを読む
『題名のない子守唄』‐人が人であるために

 

映画を真の映画たらしめる何か。それは、どれだけの言葉を尽くしても表せないが、確かに在る。『題名のない子守唄』は、そういった映画の真髄を発現した紛れもない真の映画として、本物に飢えていた映画ファンたちの溜飲を下げることだろう。───北イタリアの港町....

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『トランスフォーマー』‐変形ロボットは男のロマン

 

とにもかくにも単純明快、ロボットに変形する戦闘機や車が人類を巻き込んで未曾有の戦闘を始めるというこの映画。『トランスフォーマー』は、予告編を観て気に入った人なら満足すること請け合いの超ド級アクション映画なのだ。───カタール国内の米軍基地に数か月前....

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