映画『ミッドナイト・イン・パリ』感想

2012年5月第4週

さして期待せずに鑑賞した映画『マッチポイント』に深い感銘を受けてから、ウディ・アレン監督作に遅ればせながらハマっています。

ウディ・アレンが監督した映画の中で、もっとも高い興行成績を上げた『ミッドナイト・イン・パリ』が、ようやく日本公開されました。なんと、全米公開から遅れること丸1年!

そんな次第で、嬉々として映画館で観てきましたいや、1年待った甲斐がある傑作でした。

ウディ・アレンは、なにせ40本(!)を越える映画を監督しているから、演出は当然のごとく円熟の域に達しています。

それにも増して素晴らしいのは脚本。年を重ねると、説教くささや、頭の固さが見え隠れしてくる傾向がありますよね。だから脚本に関しては、経験が必ずしもプラスに働くとは限らない。

けれどウディ・アレンが書く脚本は、大人の機微に満ちていながらも、柔軟性を失うことなく持ち続けています。

なんたってウディ・アレンは、若くてきれいで才能のある女優に目がない。スカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルス、エヴァン・レイチェル・ウッド、そして本作のマリオン・コティヤール……。

このぶんなら、硬直した考えに囚われることは一生ないでしょう。

そういえば、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で女殺し屋を演じたレア・セイドゥも、重要ながらも出番が少ない役で出演していました。

ほかの脇役もエイドリアン・ブロディや、まさかのカーラ・ブルーニなど、そうそうたる面々です。

こんな贅沢な配役ができるのも、ウディ・アレンが役者たちから尊敬を集めているから。うーん格好良すぎ!

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