映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』感想
2012年3月第4週
映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』を観てきました。これがなんとも言いがたい映画で、気分がすっきりしません。
迷彩タイツは笑ったし、スローモーションの銃撃戦は迫力があった。美点はいくつもあるのに、映画全体を通して言うと、つまらなくないけど面白くもない。最後の一押しが足りない感じで、いまいち心が動きませんでした。
監督のガイ・リッチーは、自分で脚本を書ける才能があるのだから、オリジナル作品を撮って欲しい。長編2作目の『スナッチ』が、ビックリするくらいの傑作だっただけに、この程度の映画じゃ納得できません。
とはいえ、Yahoo!映画のユーザーレビューは、おおむね好意的な評価なので、単純に好みの問題かもしれませんが。
タイトルロールを演じたロバート・ダウニー・Jrは、桁違いの眼力が素敵。トニー・スターク役よりハマってるかと。これほどの俳優が、ドラッグでキャリアを何年もドブに捨てたのだからもったいない。
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