映画『ドラゴン・タトゥーの女』感想

2012年2月第3週

最近のデヴィッド・フィンチャーは、とても精力的でファンとして嬉しいかぎり。前監督作『ソーシャル・ネットワーク』から1年3ヶ月ほどで公開された、映画『ドラゴン・タトゥーの女』をさっそく観てきました。

前知識を入れずに観たから、想定外の陰惨さに驚きました。ショッキングなシーンも多いです。けれども、気分が悪くなることはありませんでした。

その理由の一つは、デヴィッド・フィンチャーの視点が乾いているから。良くも悪くも、日本のような情念がありません。これは、人によっては物足りなく感じる点かも。

そしてもう一つ、ヒロインの“ドラゴン・タトゥーの女”ことリスベットが抜群に魅力的だから。これが大きい。陰陽と強弱がないまぜのキャラクターに、ハートをなんどもグッとつかまれました。

原作小説は、本国スウェーデンで爆発的ベストセラーということで、ストーリーの出来栄えは折り紙付き。

ただし、登場人物が多く、さらに名前が馴染みのないものばかりなので、集中力がないときに観ると何がなんだか分からなくなるかも。なるべく元気なときに観ましょう。

唯一にして最大のがっかりポイントは、センスのかけらもないモザイク。そもそもモザイクを掛ける必要が本当にあったか?誰を何から守っているのか、理解に苦しむモザイクで大いにしらけました。

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ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
メディア:文庫
著者:スティーグ・ラーソン
販売価格:¥ 864
発売元:早川書房
発売日:2011年09月08日
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